接客

◆日本の接客って素晴らしい……

 

接客

 

日本で買い物をするとき、店員さんの態度が良いのって常識ですよね。商店街の八百屋のおじさんは愛想がいいし、ちょっとしたブランド店にいけば外まで出てお見送りしてくれます。

 

実際「そこまでしてくれなくてもいいのに…」と思えるようなサービスまであるほど、店員と客の立場の違いがハッキリしています。

 

ところが、この感覚で中国にいくとかなりショックを受けることになります。

 

スーパーで探しているものが見つからず、店員に聞くと「ないっ!」と目も合わさずに言われることがよくあります。

 

アゴで「あっち」と指されることも。

 

◆中国の店員は「素」で接客?

 

最初は私に対して、もしくは外国人に対して悪感情を持っているのかと思い、結構へこみました。

 

でも観察していると、地元の客に対しても同じ態度を取っていることが分かってきました。

 

言われた側も、へこむわけでも怒るわけでもなく、全くダメージを受けていません。

 

それに、態度のとてもいい店員もいて、すぐに友達感覚で接してきます。

 

つまり、中国の店員の態度は「悪い」のではなく「素」だったんです。

 

最近では、大きなデパートなどでは店員の教育が徹底してきているので、接客の態度が改善されてきています。

 

でも、個人商店やスーパーではまだまだ「素」で客と対等に接している人が多くいます。

 

それで、その店員一人ひとり接客の仕方がまるで違うんです。

 

最初はへこんだ接客ですが、慣れてくると便利だったり、温かさまで感じられるようになります。

 

◆悪くないかも。中国で、ほっこり体験

 

例えば以前こんな経験がありました。市場で野菜を買った帰り、日用雑貨店の前を通りがかってトイレットペーパーがないことを思い出しました。

 

でもお金が少し足らなかったんです。するとお店のおばさんが「そのプチトマト半分くれたらそれでいいよ」と言ってきました。

 

もちろん私はすぐにOKし、トイレットペーパーを持ち帰ることができました。また、ある時タクシーがなかなかつかまらなくて焦っていました。

 

すると、すでに客を乗せたタクシーが私の前で止まりました。

 

行き先を言うと、「ちょうど同じ方向だから乗っていいよ」と言われました。

 

タクシーの相乗りは珍しいことではないので乗り込みました。

 

値段交渉をしようとしたら、「どうせ通り道だからタダでいいよ」ということで、結局私は本当に一円も払わずにタクシーに乗ってしまったんです。

 

ちょうど持ってたガムをあげたら喜んでくれました。何だかほんわかした経験でした。

 

接客においても、「店と客」という立場ではなく、「人と人」という関係で接していくのが中国の常識のようです。人とのコミュニケーションが大好きな中国人ならではの習慣なんだと思いました。

果物

◆「お大事に」ではなく、「水を飲んで」?

 

日本で風邪をひいたときに周りの人がかけてくれる言葉と言えば、「暖かくしてよく休んでね」だと思います。

 

これはもちろん、中国でも同じですが、中国ではその前に必ず「たくさん水を飲んで」がつきます。

 

はじめのころは、その意味が良く分からなかったのですが、これは気候と関係しているようです。

 

中国の北側は日本ではありえないほど乾燥しています。

 

そのため、何でもかんでも、よく乾くんです。もちろん体も。

 

意識して水を多く取るようにしないと体に熱がこもって、東洋医学でいう「上火」の状態になります。

 

「上火」になると風邪を引いたり、吹き出物ができたり、喉が痛くなったりといろいろな症状が出てきます。

 

そこで、水をたくさん飲むことによって「上火」を改善してあげよう、というのが「水を飲め」の考え方です。

 

実際やってみると効果があり、土地の習慣には逆らえないと思ったものです。

 

ただ中には、こうした理論的なことを考えずに「水を飲め」と言っている人もいるようで、捻挫した、胃が痛い、爪がはがれた、といった場合にも「もっとしっかり水を飲め」との声が聞かれます。

 

もうすでにこの言葉は文字通りの意味というよりも、慣用句として使われるのではないかと思います。

 

◆果物必須! 中国の台所事情

 

果物

 

「果物を食べろ」も水のそれと同じように、相手の体を気遣う決まり文句のように使われています。

 

でも、中国人の食べる果物の量がとても多いのも事実です。

 

果物を一回の食事とする人も珍しくありません。

 

日本と違い、中国では果物がほかの物に比べてもとても安いので、一般庶民の毎日の生活に欠かせないものになっています。

 

中国の料理は脂っこいものがとても多いのですが、彼らは果物をたくさん食べることによってバランスを取っているのではないかと思います。

 

この習慣も古代から受け継がれた知恵なのでしょう。

 

郷に入っては郷に従え、と言いますが、中国ではみんなと同じように水をしっかり飲んで、果物をたくさん食べたら健康的な生活がおくりやすくなるのだと思います。

 

◆中国人の知恵って、スゴイ

 

 

夏は辛いものを食べるな、というのにも少し驚きました。

 

でも、乾燥した暑さの中で辛いものを食べると、すぐに胃が痛くなったり鼻が乾いたりする、という経験から、地元の人の知恵を侮ってはいけないんだと学びました。

 

日本での常識も、海外に行ったら常識ではないことが多くあります。その土地の常識って大切なんですね。

 

ちなみに、中国ではマンゴーやパイナップル、マンゴスチンといった果物も安く買うことができます。旅行に行った時にはぜひ味わってみてくださいね。

 

家事メン

◆日本人も見習いたい! 中国の家事メンたち

 

最近では日本でも「家事の分業化が進んでいる」といわれるほど、夫婦で協力して家事をする家庭が増えてきたようです。

 

でも、やっぱりいまだに家事は女性のすること、との見方が強く残っています。

 

そんな中で、ただゴミ出しをするだけで家事に参加していると思っている男性に、正直ちょっとイラッとしたりすることってありませんか?

 

そんな男性に見習ってほしいと思うのが、中国人の男性です。

家事メン

◆中国の家事メン=料理=

 

まず、料理の腕。中国で子供たちに「お母さんの作る料理で何が好き?」と聞くと、よくあるのが「うーん、どれも普通かなー。」という返事。

 

ところが大学の寮で生活している大学生たちに、「今度家に帰ったら何が食べたい?」と聞くと、「お父さんの作ったスペアリブ!」「お父さんの煮込みスープ!」といったぐあいに、みんな揃って頭に「お父さんの」がつくんです。

 

中国人男性の方が、女性よりも料理の腕が良いのは普通のようです。

 

共働きが多いこと、外食が安いことなどの理由から、外食ですませてしまうことが多いのも中国の現状ですが、ここぞというときに準備するごちそうは、お父さんの手料理で決まりなのです。

 

◆中国の家事メン=掃除=

 

それから、朝仕事に行く前に掃除を済ませる、という中国人男性も少なくありません。

 

掃除の仕方は日本よりゆるい、というかおおざっぱですが、奥さんがまだ寝ているうちに起きて床のモップがけをするのには驚きました。

 

それに、家のちょっとした修理、例えば蛍光灯の交換とか部屋のドアのノブのネジを締めなおす、といった事はもっぱら男性の仕事です。

 

もっと言えば掛け時計の電池交換も、女性は一切手を出しません。手を出さないというより、やったことがないので方法を知らないのです。

 

中国では、それらすべてを男性がするのが常識です。

 

ある時、私はカラーボックスを買ってきて自分で組み立てました。すると、男性からも女性からも驚きと尊敬のまなざしで見られました。私も逆にビックリでした。

 

◆中国の家事メン=子供の世話=

 

さらに、中国人の男性は、子供の世話もよくします。

 

中国では小学校から大量の宿題があります。

 

日本とは比べ物にならないぐらいの量で、しかもとっても難しいんです。

 

日本での宿題って基本的にその日の復習をしますよね。

 

でも、中国の宿題は、まだ習っていない内容が多くあって、子供一人では絶対にやり終えることができないんです。

 

宿題と格闘する子供にお父さんたちはずっと付き添って勉強を教えます。

 

仕事から帰って疲れている時に、2時間も3時間も子供の宿題に付き合う姿には感動しました。

 

もちろんすべての中国人男性がこんなに勤勉なわけではありません。

 

でも、中国では男女平等が常識として浸透してきていることがあって、男性が率先して家事を行うのが習慣になっているのかもしれません。

 

日本の男性も積極的に家事に参加してくれたらいいな、というのが率直な感想です。

 

 

管理人のサイト紹介

管理人が運営するサイトの紹介です。

これまで仕事の関係で、大型荷物を安く送る方法について、いろいろ知識があるのでまとめたサイトです。
宅配便はもちろん、引越し業者を使う方法など紹介していますので、参考にしてみてください。
荷物を送る方法。宅配便より安い料金で大型サイズの荷物輸送
http://www.nimotsu-okuru.com/

宅配便業者は、クロネコヤマト、佐川、ゆうパック以外にも様々ですので、うまく利用してみましょう。
中国を始め、海外に荷物を送りたい人に役立つ方法も記載があります。

クローゼット

◆中国では玄関で〇〇する

 

玄関に鏡が置いてあって、出かける前に身だしなみの最終チェックをするという方は、多いのではないでしょうか?

 

ネクタイのゆがみを直したり、コサージュの位置を確認する、といったぐあいです。

 

靴と洋服が合っているかどうか、を見たりもしますよね。

 

でも、中国では、玄関でもっと本格的に身だしなみを整えるんです。

 

中国では玄関に洋服を掛けるためのフックが設置してあることがよくあります。

 

ここにはもちろんコートなどを掛けるわけですが、コートと一緒になんとズボンまで掛かっているのです。

 

最初のころ、私はその意味が分かりませんでした。

 

◆中国のとある社長宅にて……

 

クローゼット

ある時、ある会社の社長さんのお宅に行く機会があったのですが、私はテニスコートぐらいの広さがあるのではないかと思うようなリビングで、奥さんと談笑していました。

 

それから、一緒に外で食事をしようということになったのですが、なんと奥さんはリビングの入り口のドア、つまり玄関でズボンを履き替え始めたんです。

 

私は一人でびっくりしながら、気にしていないふりをしていましたが本当に衝撃でした。

 

中国の北側の冬はとても寒いので、家の中の暖房設備がしっかりしています。そのため真冬でも家の中ではTシャツ一枚で過ごせるほどポカポカで快適です。

 

それで外から帰った後、コートだけを脱いでも足りないのでズボンやセーターも脱ぐことになります。

 

分厚いインナーを着ているので、そのまま家の中をうろつく人も少なくありません。

 

でも出かけるときにはしっかりと着込んで出かけるので、そのためには玄関で着替えをするのが一番効率的なようです。

 

他の人の家に行っても、状況はみんな同じです。

 

大きな家でも小さな家でも玄関にフックがありズボンがひっかけてあります。

 

なかにはフックだけではなく、もっとちゃんとしたクローゼットを置いている人までいます。

 

今でこそ見慣れた光景ですが、最初は本当に目のやり場に困ってしまいました。

 

さすがに私は今でも真似できません。

 

日本ではまるで考えられない事だと思うのですが、国が変われば常識も変わるものなのですね。

 

◆中国の玄関事情と暖房には関係が?

 

玄関での着替えはできない私ですが、中国の冬の暖房は大好きです。

 

家に帰ると、というよりマンションのエントランスに一歩入ればもう暖かいんです。

 

日本の実家では、家に帰ってからエアコンかストーブのスイッチを入れ、早く早くっと念じながら部屋が温まるのを待つのが常でした。

 

寒いトイレにはあんまり行きたくないし、モコモコするのが嫌いでも靴下は二枚履き。

 

寒がりの私には過酷な環境でした。でも、中国では冬が好きになっちゃいました。

 

日本の暖房も、ズボンを脱ぎたくなっちゃうほど温かくなったらいいのにな、と思います。

 

でも、それで玄関で着替えることが定着していくかは疑問ですが。

 

習慣や常識って場所によって大きく変わって面白いですね。

中国の夜景

◆夜の外出は常識?夜遊びの国、中国

 

私たちが普通、「夜遊び」と聞くと、ちょっとマイナスのイメージがありますよね。

 

良い子はしないもの、というような。

 

深夜11時・12時に、コンビニで若者がたむろっていると、ちょっと怖いし。

 

 

日が沈んだら、家に入って家族と穏やかに団らんする、というのが、日本での古くからの習慣です。

 

これは、みんなの潜在意識の中にある常識だと思います。

 

ときどき、その常識と違うことをするから、ワクワクする楽しさもあるわけです。

 

 

でも、中国では、この常識が根底から違うんです。

 

みんな夜が大好き。

 

日が沈む時間帯になると、みんなが家の中から、ぞろぞろ出てくるんです。

 

高齢者の歩く姿

 

先頭は……おばあちゃん!!

 

とくに、夏の時期になると、街中は深夜1時頃まで、おばあちゃんたちでとってもにぎやかです。

 

基本的に、中国人は、昼でも夜でも、外が好きな人たちです。

 

 

道端では、おじいちゃんたちが将棋や麻雀をし、

 

おばあちゃんたちが編み物をしているところを、よく見かけます。

 

 

私も、はじめのころは「家の中でやればいいのに」と思いながら、見ていたものです。

 

でも、外にいることでほかの人との交流があり、

 

家の中で一人でテレビを見て過ごすよりも、随分良いことだと思います。

 

 

◆健全?中国の夜遊びスケジュール

中国の夜の街を歩く人々

 

中国の夜遊びは、実に健全です。

 

 

 

夜6時ぐらいになると、たくさんの屋台が営業を始めます。

 

仕事帰りの人が屋台で買ったものを、お店の前に並べられた小さな椅子に座って食べます。

 

そして、9時ぐらいになると、おばあちゃんたちが孫を連れて、屋台巡りを始めるのです。

 

とくに食べるわけではなくても、その辺にいる人とおしゃべりし、ブラブラ散歩を楽しむのです。

 

そして、11時頃になると、広場に人が大集合し、ダンスが始まります。

 

本格的にダンスをしている人達は、20人ほどでダンスを練習していますが、

 

ちょっと運動のために、というような人たちが集まると、総勢200人ぐらいになることがあります。

 

その様子は、圧巻の一言。

 

しかも、そのほとんどが、おじいちゃんとおばあちゃんなのです。

 

◆中国人が残した謎の言葉

悲しい顔

 

以前、日本に来ていた中国人が、

 

「日本の夜は静かすぎて怖い。外に人がいないのはなぜだ」

 

と話していたことがあります。

 

 

当時、私はまだ中国の生活を知らず、その知人の言う意味があまりよく理解できませんでした。

 

でも、中国の習慣を知ってみると、彼女の言った言葉の意味が、よく理解できます。

 

中国人に、生命力の強さを感じることがありますが、

 

それは、こうした社交的でオープンな文化が関係しているのかもしれません。

 

 

 

中国に旅行に行くことがあれば、夜遊びをしに、夜の街に出かけてみるのも、面白いかもしれません。

 

もし一緒にダンスしたら、あっという間に友達になれちゃいますよ。